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2015年02月01日

If winter comes, can spring be far behind ?

「冬来たりなば春遠からじ」

そう思いながら夏のフライを巻いてみた。
まだまだ完成度の低いフライである。

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モンカゲニンフは毎年6月の中ほどから使い出し、3週目や4週目に来るであろう「スーパーハッチ」の予兆を確かめる「季節を呼ぶフライ」なのだ。
ニンフで水中を探って、フローティングニンフで表層の具合を見る。
ライズがあればイマージャーへとシフト、そしてウイングにキスをしてダンを結ぶのである。

しかしこの数年、阿寒湖のモンカゲは発生箇所が限られている上に、発生期間がとても短い。
過去には3週間ほどあったモンカゲウィークも今では1週間が関の山である。
それでも、恒例行事として毎年6月の20日ころに阿寒湖へ足を運ぶのは、
あの時、目の前で繰り広げられたモンカゲとアメマスの狂騒乱舞があまりにも鮮烈で、
今尚、目を閉じればその光景が鮮やかに蘇るからなのだ。

さて今年、できるものなら完成したこのフライで表層の難しいセレクトライズを獲りたいものだ。


世界のどこにも春があり、夏があり、秋もあり、そして冬がある。
が、4つの季節が日本ほど明確な地域は世界の中でもたくさんあるわけではない。
僕らはその四つの季節を毎年毎年、体の全てで感じることができる貴重な人種だ。
だからというわけではないが、季節を迎える為の心の準備はいつでもできている。

真冬の北海道はもとより、穏やかな湘南でも、春の風吹く沖縄でも、人々は今が冬だと知っている。
だが、やがてその先にはめぐる季節が待っていることも知っている。
本来は冬の初めの句なのだろうが、僕の心は、いや多くの日本人の心はこの数年、この句を何度心で読んだだろうか。
posted by 阿寒倶楽部 Hige Kawahara at 18:15| Comment(0) | HigeFlie's ヒゲフライ
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