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2017年09月15日

楽しみな秋、不安な秋

先週は事前調査のつもりで知床と阿寒湖で釣りをした。
大した結果は出なかったが、これから本格化するであろう秋の釣に期待を持つことができた。
知床では遠投でサケをヒットしていた釣り師がいたし、
初期のころのブルーバックの美しい魚体は目にも楽しく、おそらく胃袋にも良かったのではないだろうか。
そんなわけで僕も今月末には再びサケ釣りへ行く予定でいる。

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東邦舘舘長とゲストさんと行く予定なので、そのフライを巻き上げた。
単純な構造の赤いフライを中心に考えているが、比較的表層に分がある釣なので
フローティングタイプ、ストリーマータイプ、そしてエビ・・シュリンプタイプはすべてノンウェイト。
特に擦れてきていて食いが渋っているときなどはシュリンプタイプ・・チャーリーの出番だ。
ドロッパーやトレイラーにして使うこのフライはステンレスの8番フックに巻いている。
フローティングタイプのストリーマーをキャストしてサケの通り道に漂わせて、
その下十数pにチャーリーを漂わせる。
サケのほうで引っ手繰ってゆくので向こう合わせになることが多い。
カラフトマスの場合はどういうわけか、雌ばかりがヒットした。
台風は心配であるが終息したころ合いを狙っていく予定でいるサケ釣り・・秋の楽しみである。

そしてもう一つの心配な秋であるが、
これは遡上アメマスのことなのだ。

先週、知床から阿寒湖を回って帰る途中にアメマスの遡上状態が知りたくなった。
アメマスが遡上する河川として釧路界隈には釧路川、阿寒川、庶路川、茶路川、音別川があるが、
比較的入りやすい音別川の「溜まる」ポイントを覗いてきた。

この時期であれば「溜まり」には産卵を迎えたアメマスがたくさん群れている、はずである。
しかし僕が知っているポイントにはアメマスの姿は見られず、
短時間ではあるが、上流から下流まで探してみたけれど、最後まで見つけることはできなかった。
8月中旬から遡上が始まって9月には1回目のピークを迎えて、12月まで続くのが通年であると判断している。
確かに水量も多くはない、が溜まるべきポイントの水深も水量は充分であった。
すべてが瀬に入っているとは考えにくいので、やはり遡上しているアメマスは少ないか、
もしくは「いない」と思わざるを得ない状況であった。
今年は冬のアメマス釣りは厳しい予感がする。

この2年ほどは秋のアメマス釣にまともな時間を割いていないので、
比べるのもどうかとは思うがこの数年はあまり良い思い出はない。
数年前に太平洋岸でアメマスが大量に駆除されたという「噂」もあったし、
海水温が高いまま推移している状況も考えると、不安が増幅して僕の心を暗くする。
アメマスは北海道の釣魚の中では海から川まで生息するネイティブなトラウトだ。
それも北海道全域に生息している貴重な魚種である。
生息数も多くて漁業者たちが溺愛する鮭稚魚を捕食することから多々害魚扱いされることも多い。
僕のようなアメマス熱愛派にとっては神魚(すこし持ち上げすぎか)であるが、
一般的な渓流魚としてのイメージとしては相当に低いのであろう。
だから川でアメマスが見られなくなったからと言って大騒ぎすることはないように思う。
川でヤマメやイワナがいなくなれば釣り人は大騒ぎするし、
海でサケが取れなくなれば国を挙げて大騒ぎする。
がアメマスが海からも川からいなくなっても静かなものです。
そんな風潮も含めて心配な秋の・・釣です。
posted by 阿寒倶楽部 Hige Kawahara at 18:20| Comment(0) | Club Note
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