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2017年12月14日

冬の車中泊

一昨日は道東中標津から標津へ車を走らせていた。
今年最後のサケ釣りへ行くつもりだった。
風が強いなぁ〜とは思ってたのだが、気分的には青空も広がって「なんとかなるしょ!」

しかし「ニコライ亭」あたりから様相が変わり始めた。
ものすごい強風の中、霰粒のような痛そうな雪が吹き付けてきた。
車にあたるその音は「バチバチバチ」
おまけに風に煽られると車ごと海岸に転落しそうなくらい滑る。
転落はオーバーだが、とても釣りなどできるような状況でないことは容易に想像できた。
もちろん釣りは簡単に諦められるが、もう一つの目的。
スケジュールでは釣りを終えてのち、標津の郷土料理「武田」さんで海鮮丼を食べること。
しかしこの時間では開店してはいないし、2時間も時間をつぶす場所を僕は知らない。

結局は根室へ向かって業務をこなして、再び標津へ戻ろうと時間を見れば、
昼の営業時間には間に合いそうもない。
予定を繰り上げて北見へ向かった。

小雪がちらつく北見で業務を順調に終わらせて旭川へむかうことにした。
ところが北見市内を出る頃には吹雪模様となった。
トラックの後ろにつけばほぼ何も見えない状況だ。
赤いテールランプが見えているうちは何とかなるけれど、舞い上がった雪で徐々に視界が白くなってゆく。
数年前の北見の豪雪、通行止めが頭をよぎった。
無理をしないで今日は温根湯の道の駅で車中泊をすることにした。
僕の車は車中泊のセットを常備しているから、どんな状況になっても困ることはないのだ。

流石に大雪の道の駅に車は少ない。
1台の大型トラックと、小型の乗用車が1台あるだけだった。


キャンパーなどエンジンと連動しないヒーター装備の車と違って、
一般車の冬の車中泊ではアイドリング状態を続けることが多い。
アイドリングと雪は一酸化炭素中毒を引き起こしやすい。
大雪などで車中に閉じ込められて一酸化炭素中毒を発症して死に至るケースも多い。

一番良いのはエンジンを止めて十分な寒さ対策を施して早めに寝てしまうことだ。
雪で車が覆われると、意外にも温かいしね。
実際に昨日は温かいと感じた。

一応僕の冬の車中泊でこれはイイぞ!という装備を紹介してみよう。
1番手はポータブル電源。
僕が使用しているのはAUDEWというメーカーで容量60000mAh/220Wh という代物。
3日間くらいの車中泊であればスマホやPC、ビデオカメラなどの充電に使用しても余裕だ。
さらに目的地への移動時にはインバーターを接続して充電すればなおのこと良い。
冬場はこのAC110Vに一般家庭用200Wの電気敷布を接続すれば8時間使用しても余裕がある。
車向けの電気毛布なども販売されているが、温かさは家庭用の敷毛布が優れているように思う。

2番手は車窓専用のシェード。
6面全てにフィットしたシェードは寒さ(暑さ)対策としては優秀だ。
銀マットで自作する人も多いだろうが車種に合わせた成型物はしっかりしているし、フィット感がいい。
僕のは吸盤でウインドウに張り付けるタイプだが、これはすべての吸盤を日本製に変えた。
あちら製はすぐに外れることが多い。

3番目は寝袋。
持ち運ばないのでダウンでも化学繊維でも問題ない。僕は冬場はマミー型を封筒型に入れて使用している・・寒がりなのだ。
就寝直後は正直暑いくらいだが、アイドリングを止めて3時間後くらいからは本格的な寒さが体を襲う。
夜中2時から4時くらいがともかく寒くて目が覚めてしまうこともある。
特に寒さを感じるのは露出している「顔」「頭」だ。
だから寝る前にこの部分をきちっと保護しておけば、意外にもぐっすりと朝を迎えることができる。
そして寝るときは枕がとっても重要だ。
僕もいろいろな「枕もどき」を試したが、どうにも落ち着かない。
で結局自宅で使用している枕をそのまま車に持ち込んでいる。

4番手はインフレータブルマット。
車で寝る場合はシートをフラットにしてシュラフを使うのが良いが、
シートの段差をきれいに埋めフラットにするのは難しい。
そこでインフレータブルマットを使用している。
5pくらいの厚さがあれば何とか段差を埋めることも可能であるが、空気圧は調整する必要がある。
パンパンな状態では体が落ち着かなくて寝にくい。
少しづつ空気を抜いて自分の寝姿に適応するように調整することが必要だ。
僕が使用しているのは「OUTAD キャンピングマット」というもので
上側のバルブを開いて5分ほど踏むだけで簡単に注入できる。
暑さも最大で 12cmあるから持ち出してテントや床で寝ても快適だろう。
重さは車内用なのであまり関係ないが 1.1KGと軽量で 防水素材でもある。
収納は折りたたんで超コンパクトに収納バッグに収まるのもよい。

とりあえず僕にとって重要な4アイテムを抜き出してみた。
それ以外についてもそのうち書いてみたいと思う。

冬場の車中泊の快適さは人も車も少ないことに尽きる。
夏の車中泊はエンジンを切って窓を開けて、ビールやハイボールを飲みながら読書が一番お勧めであるが、
冬場は周りを気にすることもなく閉め切った車内(少しは換気してね)で
音量を上げたYouTubeでフィッシング動画を見たり、
「グッドナイトベイビー」(笑)を思いっきりシャウトしても良い。
ただしついつい飲みすぎてしまうという欠点がある。
釣り時間が早い夏と違って日中の釣りであるが故に寝るのも起きるのも遅くなっても良いわけだからね。

なんて楽しい車中泊!であるが、冒頭でも書いたように車はいろいろな意味で凶器となる可能性もある。
使い方を間違わないよう注意して事にあたっていただきたい・・おまえもな!・・ハイ




【車中泊の最新記事】
posted by 阿寒倶楽部 Hige Kawahara at 23:35| Comment(2) | 車中泊
この記事へのコメント
takeさん、今晩は。
冬の車中泊、本当に気を付けて下さいね。
阿寒湖の車中泊?約40年前。1月1日解禁だったので初詣を終えて直ぐ出発。午前3時着(現在の小島前の国道にある駐車場当たり。当時はナシ)、ナイターでも釣れるのですが、とりあえず夜明けから日没までを守り一眠り。燃料がもったいないので当然、エンジンは止め。約1時間後、あまりの寒さに限界。外に出て走り回って身体を温め。とりあえず大崎(滝口へ向かう阿寒湖の一番細くなった部分)へ歩き、チップ用の穴を2人で10個。ワカサギ用を2個。これだけで汗だく。釣果はあえて書きません(ボウズではないけど…)。
 運転席での車中泊で気を付けるのは、間違ってブレーキを踏んだまま寝ないことです!!バッテリーが上がります(笑)
寒くなりました、体調に十分注意して楽しんで下さいね。
Posted by マル at 2017年12月16日 16:48
マルさんこんばんは。

冬の阿寒で車中泊することはありませんけど寒いのでしょうね。
ワカサギ釣りはともかくチップ釣は楽しいですよね。僕もお手伝いで2回ほどやりました。

車中泊の基本はエンジン停止ですが、冬場は安全に!が大切ですね。
酒を飲んだら眠りやすいですが、夜中に目が覚めます・・眠りが浅くなりますね。

車中泊は結構趣味っぽくなってきたので機会があれば厳冬期の陸別で-30度経験してみようかな(笑)
Posted by Hige at 2017年12月16日 21:38
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