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2018年07月16日

阿寒湖のドライフライフィッシング 7月のセミ

先週は翌日からの5日間のガイドに備えて8日と9日阿寒湖で釣りをしました。
到着日の阿寒川の釣こそ長雨で増水した流れを確認して釣りを諦めていただいたが、
それ以外は大きなトラブルもなく完結できました。
が、今回もまたguest様には満足な釣りをして頂けたのだろうかと、
数々の反省も含め今回の釣り状況を振り返っているところです。


夏の阿寒湖。特に6月から7月にかけてはドライフライフィッシングがその中心。
モンカゲの喧騒が一段落して、釣り人の気配も疎らな阿寒湖。
木々が覆いかぶさるような岸際でひそかなライズが始まるのです。

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この時期の阿寒湖の釣りといえば「アメマスボイル」が定番です!・・・・とは残念ながら言えないのだ。
まだまだこの釣りを阿寒湖の魅力として伝えるには情報が不足しているのだから。

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ワカサギの稚魚は1pから2pくらいだろうか、その細さは針のようだ。
これを「シンコ」と呼んでいるのだが、これが7月には群れを成して阿寒湖中へ散らばってゆく。
当然、湖流や風向きでその群れは移動する。
アメマスはこのシンコを適度な群れを作って追いかけましては貪り食うのだ。
その時発生するのが猛烈な「ボイル」まさに湖面が炸裂するといっても過言ではない。
僕は毎年この釣りの為に7月の阿寒湖を彷徨う。
だが、この釣りは湖の状況(先ほどの湖流や風向き、などなど)変化が大きくて毎同じような釣果に恵まれるものではない。
ポイントにしても様々なのだから捜し歩いても遠く沖合のボイルを指をくわえてみているなんてことも多い。
それゆえガイド依頼があってもなかなか「シンコの釣で行きましょう!」とは言えないのである。

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しかし阿寒湖で釣りをする、またガイドする上で、僕は阿寒湖の底知れない釣りのポテンシャルを今回ほど見せつけられたことはない。
いや昨年までは見ようとしなかっただけなのかも知れない。
それが今回の釣「夏のドライフライフィッシング、7月のセミ」テレストリアルフライフィッシングだ。

夏の阿寒湖の湖面はバラエティ。
ハバチやケバエのほかにも小型の名前のわからない極小の虫や甲虫や芋虫クモ、蜂、を見かける。
その中でも代表的なのがセミなのかもしれない。
小型の鱒ではあまり見向きまれないのだろうが阿寒湖の大型のアメマスやニジマスはこれらの大きな昆虫は捕食しやすいうえに目立つのでついつい口を使うのではないだろうか。
ましてはワカサギなどが少ない場合はなおのことだ。

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一通りHigeMinnowでアメマスを釣って帰ろうとしたら、岸際のロッドを立てかけていた木の下でライズがあった。
Minnowを放り込んだが反応がない。
何度か繰り返したが全く無視された。
今回の4日間のguestさん向けに巻いてあったHシケーダをつけてキャストしてみた。(guestさんが希望する釣りに対応できるフライは準備しますし、可能かどうかの状況確認は事前にしております)
2回目の着水で湖面が割れた。
シンコポイントで釣れたアメマスはグッドコンディションだった。

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こうして僕の釣の2日間とガイドの5日間はシンコよりもシケーダやテレストリアル系のフライでのドライフライフィッシングがメインとなった。
全ての日にこれらのフライでguestの皆さまはヒット!キャッチ!をされておりました。
もちろん僕の仕事はポイントや方向をお知らせして50p超えに合わせてネットを準備して、カメラの後ろに立つだけ。
本州の止水の釣では当たり前のシーズナブルフィッシング、
阿寒湖でももちろん可能だということは分っていたのですが、
そこに目を瞑ってひたすら刺激的な世界へはまり込もうとしていた自分に今回は一つ「喝」が入った気分でした。

蝦夷春セミ、本来のシーズンは夏の前まで。
今年の北海道阿寒湖の夏は遅れ気味でした。
それがこの7月の釣を可能にしていたのでしょう。

今週は気温も上がって遅ればせながら夏がやってきますが、さらに虫の気配が濃厚になるように思います。
まだまだいけるような気がしますね。
シケーダをもって阿寒湖へ行きましょう!
posted by 阿寒倶楽部 Hige Kawahara at 11:39| Comment(2) | 阿寒湖のFF
この記事へのコメント
河原さん、こんばんは。
自分も先日10日に行ってきました。
新子狙いで行ってきたんですが、当ては外れてお魚さんは虫を食ってましたね。
朝5時から始めましたがワカサギフライには全く反応がなく、何を食っているのかわからず当方にくれましたがよく見ると黒っぽい虫が飛んでいるのをみてブラックカディスに変えると反応し出しました。
昼近くなってやっと新子を食っているようなライズに変わったのですがワカサギフライには中々反応しないままライズが移動していったので我々も小島前まで移動したのですが石にこぶりついたコケに足を取られ見事に転んで水浸しになってしまったため昼で切り上げてきました。
来週24日にまた行く予定ですがまだ大丈夫ですかね?
Posted by 田中 裕雪 at 2018年07月17日 21:22
こんばんは。
8日9日と例の処でやりましたが、そこそこ釣れました。
ボイルはないのでブラインドでしたが型は良かったです。
早朝はMinnowで日が昇れば虫(セミ)という感じです。
虫は岸際なので、立ち位置から岸に向かって釣る感じでした。

24日ですか?気温が上がる気配ですよね、「アオコ」出るかもね。
微妙かなぁ〜
Posted by 阿寒倶楽部 河原 at 2018年07月17日 21:50
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