DSC_3989.jpg

2020年01月01日

継続

新年
明けましておめでとうございます。
本年もどうか阿寒倶楽部を宜しくお願い致します。

晦日から酒に身を任せ、気持ちも体も浮遊して年越しをしていた・・・数年前までは。
だがこの2年ほどは加齢という事実もあるだろうが酒に身を任せることができなくなっている。
だからゆく年くる年も意味なく深酒することもなく平常と同じく6時に目覚めるルーティンを維持したままの元日でありました。

いつものようにコーヒーを飲んで平常を目覚めさせて、正月らしく神棚に蝋燭をともして二礼二拍手一礼。
2020年の阿寒倶楽部の1年がスタートしました。

正月らしいTV番組を調べつつ「駅伝」の時間帯を確認してPCをチェックする。
深夜の年越しを楽しんでいた嫁と娘は目覚めも当然午前様であって、
体幹トレーニングを終えて空腹に耐えきれない僕の体に雑煮を!と思うがいつものように豆乳とプロテインのシェイクドリンクで満たした。



さて本題・・・継続とは

まず最初に記しておくがこれは誰かに向けて発信しているわけではない。
むしろ自分に向けた「応援」である。

継続とは物事を続けることであるがこれにはとても難しい側面がある。
継続するにはすべての欲望を排除する強い意志が必要だからだ。
世の中には魅力的な誘惑も多く、甘くて切ない純情も多すぎる。
僕はいつも欲望に流されて大きく道を踏み外して歩いている。
二歩も三歩も後づさりしては我に返って、進んでいるのか戻っているのかわからない。


僕の目に映し出されるのは大きく喘ぎながら、それでも淡々と足を前に運ぶことだけに魂を込め、
自らの心と体をつなぎとめた「襷」をつないで走り続ける「ランナー」の姿。

今日は陸上の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)が群馬県庁発着の7区間100キロのコースで行われ、旭化成が4時間46分7秒で4年連続25度目の優勝を飾った。
6区の小野知大の区間賞でトップに立ち、7区の鎧坂哲哉も区間賞で逃げ切った。
トヨタ自動車が2位、ホンダが3位に入った。

僕は駅伝が好きだ。
駅伝というスポーツは心情的にフェアなスポーツではないんじゃないかな、って僕は時々思っている。
選び抜かれた一人一人の努力や実力が必ずしも結果に反映されないという事実を知っているからだ。
サッカー、ラグビー、野球など参加人数が多くて長時間戦うスポーツではルールとしてある「交代枠」があってもいいんじゃないか?とも思う。
たった一人のランナーの体調不良でゲームが終わることもあるし、その日のゲームを支配することもある。
スポーツはみんなそうだろ!と言われるかもしれないがはたしてそうだろうか。

スタートからゴールまでに実に多くの努力のドラマが一人一人のランナーであったりチームや監督にあることが語られる。
だが涙ぐましい努力や美談が語られようともスタートしてすぐにTVを通して順位として厳しい現実が僕らの目に美しく迫ってくる。
区間新記録であろうが、17人をごぼう抜きにしようが、坂道で後続を置き去りにしようとも、
そのチームが必ずしも優勝はできない事実、これが駅伝である。
技術や姿勢が点数で判定できるのであれば違うだろうが遅かろうが早かろうが美しかろうが見栄えが悪かろうが最後の順位でしか判定できないシンプルなスポーツ。

努力のストリーではなくタスキを繋ぐためだけに戦い続ける遺伝子だけがこの道を走り続けるランナー一人一人に正しく受け継がれてゆくという事実・・・「継続」とはこういうことを示す言葉なのだと僕は解釈している。

明日は箱根の空に魂が集う。


posted by 阿寒倶楽部 Hige Kawahara at 23:27| Club Note