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2010年06月29日

フライフィッシングフェスタ2010 VOL1

最終日のフライフィッシングフェスタ。
26日は阿寒湖でも30度を越えた真夏日。
お隣の足寄では37度を越えて日本一熱い地域となりました。
27日も30度を超える予報。少しヒートアップし過ぎかも。

アメマスも流石にこの暑さで湖の涼しい深さに入り込んででてきません。早朝と夕方が僅かなチャンスでした。

今日も僕はフィッシングランド横のキャスティングデモンストレーション会場でお手伝い。

9:30よりデモンストレーションが始まりました。今年のデモは、見学者も参加できる時間が用意されていて、身近で、楽しい内容でした。ただ、この参加型レッスンが、HPでは書かれていましたが十分な告知ができなかったことが残念。参加者もウェーダーなどの準備ができていれば、さらに踏み込んだすばらしい内容になったと思われるからです。

27日のオープニングは安田龍司さんのダブルハンドショートヘッドキャスティング。
美しくシンプルなキャスティングプラス短いヘッドで、すばやく沈めるテクニックは湖の釣にも北海道の大きな河川での釣にも大変参考になりました。

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またこのデモの中で見学者が興味を持ったのはランニングラインとシューティングヘッドの接続に使われたスイベルでした。僕自身も非常に気になり質問をしていました(笑)

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小型のスイベルを使うことでライン交換が簡単で、しかもライン縒れ原因である回転を防ぐことが可能です。さらにリーダー結束にも使えるとのことで、見学者から質問攻めでした。

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安田さんは、本流の釣がライフワークですがそのショートヘッドシューティングメソッドは湖でも十分使えるものです。
またラインの性能向上により細く重いラインや細くて軽いラインが登場するなかでライン全体のショートヘッド化は進みそうな気配です。




今回はレッスンに参加していただいたすべてのキャスターのキャスティングを見て、話を聞く機会がありました。独自の理論と技術を展開する中で、共通しているのは、重さや長さ、力関係を物理的な解釈で伝えようとしている点です。

そこに入るキャスターのオリジナルな要素がとてもすばらしくて、お話を聞けただけで、自分の進むべきキャスティング道が開けたのではないでしょうか。

でも大事なのは練習です、頑張りましょう。


さて阿寒湖の釣りですが、僕は早朝とイブニングだけが、この二日間の釣りでした。
26日の夕方は大島前、楢の背に入って何とかアメマスをキャッチできました。特に楢の背では、7時過ぎから強烈なモンカゲのハッチが始まって、そこらじゅうでライズ・・・・とはならなかったのが気がかりでした。モンカゲのハッチは以前経験したスーパーハッチには及ばなかったものの、この数年では僕の知りえる一番の数だったように思います。
でもアメマスのライズは少なくて、不思議な感じがしたのです。

宿に帰って眠い頭で考えたのは
捕食行為・・・つまりアメマスのお食事時間がそうとう遅くなっているのではないか?ということでした。

僕は気温がどうのとか、アメマスが少ないとか言うよりも、年々増えている釣人やウェーディング、ダブルハンドなどによるレンジの変化に、アメマスが学習し、また危機感として、回遊、捕食などの時間、距離、形態に変化が現れているのかもしれないと考えたのです。

実際大島前では、ハッチの数も少ないのに、そこそこのアメマスがライズして釣れるのですが、距離感は近いとはいえ足元まで入るような感じではなくて、やはり前方でのヒットが多いと感じました。
当然と言えば当然のですが人がいれば入り込まない訳です。

昔は結構あった「背後でライズやヒット」などは少なくなっているのかも知れません。
大島でも15名ほどが入ったイブニングでも、一人2,3本と言う感じで、良い釣には程遠かったようです。当然人が少なければヒット数も増えるでしょうし、ショートレンジでの釣も可能となると思うのです。

アメマスが少ないのではなくて、釣が難しくなってきている。と言うのが僕の考え方ですが、当然と言えば当然です。僕らの道具や技術は確実に進歩しているのですから、釣れるはずです。しかし強烈に教育されたアメマスだって増えるのですから、アメマス釣が難しくなるのは当たり前なのです。
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またソレは非常に楽しいことでもあります。難しい釣で釣る喜びも感じられる僕は超M男です(笑)

posted by 阿寒倶楽部 Hige Kawahara at 07:31| Comment(2) | TrackBack(0) | FlyFishingFesta in LakeAkan
この記事へのコメント
こんばんは。今年もフェスタのお手伝い、ご苦労様でした。来年はタイミングが合えば是非参加したいと思っております。
ところで、ランニングラインとシューティングヘッドの結束に小型のスイベルを使うというアイデアは、なかなか面白そうです。ショートヘッドのスペイというかスカジットキャストをしていると、本当にランニングラインが縒れてしまい、シュートの際にトップガイドに絡まったりすると、ついイライラしてしまいます(笑)。
ルアー釣りの方がスピナーを使う時、スイベルを使うとラインの縒れが少なくなりますから、理にかなっているかもしれませんね。
スイベルに関して、もう少し情報をいただけると嬉しいのですが…。
Posted by Yun at 2010年06月29日 23:06
Yunさんお久しぶり。
ヘッドだけではなくリーダー部分もねじれたり、よれたりすると、水の中でのフライの動きも変化して、効果的な演出ができません。

このスイベルは市販のもので、7号とか8号と言う小型でした。強度的には書き留めることはできなかったので正確ではありませんが20ポンド以上の強度を確保しているようです。

スイベルはシューティングヘッドラインのエンドに付けます。ライン番手によってはエンドは太いのでライン表面をはがして、コアを通して折り返し、スレッドで結んで再びコーティング(太く硬くならないように注意)

ほとんどすべてのヘッドエンドに付けているそうです。ラインのチェンジが簡単で、河の中での作業が楽だと話ておられました。
ランニングラインがナイロンを使う場合にはそのままスイベルの反対側にノット結束しますが、リッジラインなどのコーティングランニングラインの場合には工夫も必要ですね。

スイベルのサイズや強度については、手元にスイベル自体がないので正しいと断言できるものでは有りません。僕も今週釣具屋へ足を運んで手に入れる予定です。
安田さんは黒のスイベルを使用していました。リールに巻かれているのを見ても、違和感もなく、ヘッドを出した状態で使うことがほとんどなので、ガイドへの負担もなさそうです。そのうちコーティングを施した柔らかくて強いスイベルも発売されるかも知れませんね。

また安田さんはじめ、キャスターの皆さんは個人の隠し技を沢山お持ちです。機会がありましたらぜひスクールへ参加することをお勧めいたします。Yunさんのようなスペイのエキスパートにもさらなる進化の道筋が見つかるかも知れません。

また現在のスペイ、以前ほど複雑では有りませんね。シンプルに各キャスティングの長所を取り入れて、独特の日本スペイのピークへ向かっているのかも知れません。下澤孝司さん、近藤雅之さん、戸澤求さんのレッスンを見聞きしてそう感じました。
Posted by take at 2010年06月30日 07:17
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