音別川のスペシャリストでもある隊長へ連絡を入れると朝は強風で釣にならずにいつもの川へ行ったとのことだった。川では70cmの虹鱒を釣ったと幾分テンションの上がった声をしておりました。
僕らはとりあえず様子を見ると言うことで途中の茶路河口へよって見たが、風はそれほど強いようには感じなかった。それにしても茶路の護岸、水深が相当に浅くなっていたのが気になった。
音別川河口には1台の車があり、フライをキャストしている釣人が一人。予想していたように何とか釣になるくらいに風は落ちていた。準備をしていつもよりは少しだけ水深のある河口へ立ち込んだ。
ファーストキャストで当りがあって、そこからは連発しだした音別川。
サイズも30台から60台と幅広かったが隊長がいったようにとても強い個体が多かった。
溜まっている部分が対岸付近の流れの中らしく、ロングキャストが必要だったが、其処に届きさえすれば、ほぼヒットに結びついた。
ただ歩いて探ってゆくと、岸側は深くても、すぐに浅くなって、音別河口も渇水時見た時と変わりなくスリットが消えて浅い部分が相当に多い。水が下がれば「難しい釣り場」になるのだと思った。
15本くらい釣れたので、ポイントを譲って色々探っては見たが、釣れるポイントは20m位の区間だけで、そこ以外ではたまに当りがある程度で、全体的に好調とはいえない状況だった。
しかしそこは変わった仲間も釣り始めたから、溜まり加減は上場だった様だ。僕は釣った数を数えるためにカウンターを用意したがデジタルのカウンターは寒さに弱く使えなかったから、旧式の方法で数えることにした。
1本あたりの数についてはご想像にお任せするとして、まぁよく釣れました。
僕は帰りの車では十勝付近からの記憶がない。運転を代わってからは、深い眠りに落ちていた。目覚めた札幌付近で「トマム周辺はアイスバーンだった」と聞かされた。
こうして僕らの900kmに及ぶ日帰り釣行は完結した。
若い振りしても、体が言うことを聞きません、肩腰腕すべてに痛みがある今朝の僕です。
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