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2011年08月22日

知床のカラフトマス釣り・・崩れ滝

2011年カラフトマス釣りも3日目。
一日目はウトロ周辺の河川の流れ込みを探った。
比較的釣り師の少ないポイントを数か所回った。
2本のすれと1本のキャッチだった。
しかしすべて銀ぴかだったのが嬉しかった。

二日目は羅臼周辺の川の流れ込みポイントを数か所回って2か所で釣りをしたがノーヒットノーバイト。
鱒が岸よりしていない様子で少しくたびれた鱒が何匹か泳ぐ姿を見たがフレッシュな群れは見つけられなかった。早朝川を渡ろうとして足を踏み外し左手首を強打して釣りの意欲が減退し昼過ぎには温泉につかってリハビリをしていた。

そして三日目最終日なのだが例年のごとく船渡しで半島の先端部分へ運んでもらうのだ。
「釣果が約束された釣り」「そこまでして釣りをしなくても」など言われることも多いが、
釣果を約束するものでもないし、漁港や流れ込みに陣取って遡上直前の個体を挙って釣るようなスタイルよりも僕としては適したスタイルだと思っている。
もし仮にこの渡船によって先端部が釣り師に占拠されるようになってしまうのならば行く意味などないだろうが、今のところは土日とは言えモイレウシ以外は十分個々のスタイルで釣りが可能だからこちらを選んでしまう。

渡船する間際に同船のフライ釣り師から、渡るポイントを聞かれたので「滝ノ下」と答えたが、彼らは崩れ滝へ行きたいという。
ほかの釣り師の意見を聞いたうえで分船するモイレウシで決めることになったのだが、別な2名も崩れ滝を指名したので僕もその意見に納得した。
どちらにしても初めての釣り場、期待で胸は膨れていた。

画像はすべて日が上がってからのものだが、到着したのはまだ薄暗い4時過ぎだった。

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到着した海岸から向かって右手の滝ノ下付近が釣り場だ。
文字通り滝が崩れている。

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釣り場は大きな岩からのキャストする。ランディングには柄の長い磯ダモが必要だ。

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目の前には知床の見慣れた風景である三角の尾びれや背びれが波間を漂っている。
キャストを開始するとすぐにロッドが大きく弧を描いた。
6名の釣り師は誰もが今日の良い釣りを確信したに違いない。
私も例にもれず、適度な感覚でロッドが曲がってラインが何度も風切って鳴いた。



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しかし風が強くなった7時を境に釣果は急激に萎んでいった。
うねる海面からは徐々に三角の鰭が消えて、ロッドへ伝わるインパクトのインターバルが長くなって、忘れたろ頃に誰かのロッドが突然曲がる程度になった。
僕は8時にはすでに釣りを終えてカメラを片手にあちこち歩いてはシャッターを切った。

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帰港時間の9時30分には皆が船着き場へ集まっていたが目の前のうねり具合から船の揺れが一番の気になる部分だったに違いない。

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何時ぞやの経験が生きて、僕としてはこの程度の波はちょうど良い揺れ加減であくびと共に睡魔に襲われるくらいだったが、その都度波しぶきが僕の目を起こすのだった。

今回は釣果としては10本くらいのキャッチと数本のバレがあった程度でこれといった印象は少ない。「フレッシュな個体のジェットランをキャッチする」だけが僕の目的だっただけにかなわず残念ではあったがラインを引き出して沖へと走って強烈なヘッドシェイクの後にフックオフした1本は紛れもなく目的の鱒だったように思う。
それが今となっては唯一悔いが残る出来事であった。

後日セルフビデオをアップするので時間があればご覧ください。
posted by 阿寒倶楽部 Hige Kawahara at 22:29| Comment(6) | 海のFF
この記事へのコメント
すばらしい釣行記ありがとうございます。
崩れ滝を指名した別な2名です。
私は知床もカラフトも初めてなので、同行者が一昨年渡船で滝の下に来ていたし、折角だからより先端に近ポイントに行きたいと思い事前に打合せをしていたのですが、何と口から出たのは崩れ滝(頭はすっかり飛んでいて、現地に着くまでは自信を持って滝の下と思い込んでいました)。。。
ゴメンナサイ。
滝の下ならば、後半の強風は無かったのだろうか?
滝の下だったら熊が出たのだろうか?と気になるところです。
私は今年もう一度行くチャンスがありませんが、来シーズンは滝の下に行ってみたいです。
お互い満足できる鱒を手中に収められると良いですね。
Posted by あぁ勘違い釣師 at 2011年08月23日 01:25
おはようございます。

ぼちぼちの釣果だったようで何よりです。後半アタリが減ったのは、潮位低下により群れが離れたからだと思われます。

フライの場合、ルアーに比べて圧倒的に日中でも喰ってきますから、釣れない場合はマスが居ないのだと思います。

しかし、モイレにも熊が出たという事でもう何処でも熊ですなあ。数日後の渡船場所に悩みますね。

下、崩れ、ペキンの順かな。モイレは混雑凄いでしょうね。ただ、ペキン不調だとか。でも、そろそろ群れがやってくるような気もしますが。人数が多い場合は良い場所かもしれません。

まあ、当日船頭と相談して決めましょう。
Posted by Hiroshi at 2011年08月23日 08:37
あぁ勘違い釣師さんお疲れ様でした。
同船の2名ルアーの方ですね。
滝ノ下、崩れ滝、僕としてはどちらでも良かったのですが、今回の選択は良かったように思います。
潮が動いてからの不調は滝ノ下の場合は浅いのでルアーにはさらに厳しかったと思うので。
僕はフライなので浅い釣り場は歓迎ですが、鱒が遠ざかると勝負にはなりません。したがって今回の崩れ滝は正解だったのではないかと皆様には感謝しております。
また来年ですか、ペキンの鼻、滝ノ下魅力的な釣り場はまだまだあります、完全制覇しましょう。
Posted by take at 2011年08月23日 10:06
Hiroshiさんおはようございます。
DVを検証すると好調時間は1時間弱でした。5時近くの開始で6時以降はヒットのインターバルが相当長くなっており、向かいに入った釣り船は我々よりも長くヒットをしていたことを考えると鱒が沖へと離れてゆくのがわかります。その船も8時近くには戻ってゆきましたので、7時30分以降はほとんど釣りにならなかった分けです。

出船が英人丸にしては遅れ気味で、30分早くポイント入りしていれば釣果も幾分違うものになっていたかと思います。
鱒のコンディションはともかく、色がすでに黒く、来年はなんとしてもお盆遠征を実現したいと思います。
言い訳ではありませんが、数はともかく最高の1本、これが目標ですから(笑)

僕もそろそろペキンが良くなって来る様な気がします。フレッシュな群れの回遊もありそうですし。
気になるのは網の交換時期ですね。そろそろ鮭網への交換があるはずなので、網があがれば一気に岸よりしてくるはずなのですが。

現地の晩じっくり談義致しましょう。
Posted by take at 2011年08月23日 10:18
こんばんは。
崩れ滝で御一緒した京都組です。

まさか阿寒クラブのtakeさんとは存じ上げもしなかったのですが、翌日一緒に渡ったまあきちさんから教えていただきびっくりしました。

実は、6月末に阿寒湖に行ったときには阿寒クラブmapを最大限活用させていただきまして、さらには、takeさんも同じ
日に来ていらっしゃったようで、即座にフレッシュな情報をアップしていただいたおかげで
大島前からボッケに移っていい釣りができたりと、陰でひそかにたいへんお世話になっておりました。

そうとわかっていればぜひ、直接お礼を言いたかったところでしたが、改めまして、この場をお借りし、「先日はありがとうございました。そして、阿寒湖でもお世話になっておりました。(笑)
ありがとうございました。」
今後とも、ご縁がありましたらよろしく
お願いします。
Posted by 1号 at 2011年08月30日 01:03
1号さん、崩れ滝ではお世話になりまして、まことにありがとうございました。

僕もその日にまあきちさんからお知り合いであると聞き、釣り人の世間は狭いものだと思いました。

滝では僕好みのポイントを譲って頂いたおかげで楽しい釣りができました。

こちらこそ来年でも知床か阿寒湖でお会いできましたらうれしい限りです。
Posted by take at 2011年08月30日 09:35
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