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2012年01月01日

断捨離

近頃よく使われる言葉「断捨離」

昨年末は、まさにこの言葉を大きく実践して我が家も相当なダイエットを成し遂げた。
ものはついでだし、どうせなら家族個々の部屋をすべてローテーションしましょうと嫁が発案。
「いい提案だねぇ〜」と心とはまったく裏腹な言葉が口をつく。
「冗談は顔だけにしましょう」と内心思うが、説得する自信もなければ気力もない。

元来、強い意志は持ち合わせていない夫婦だけにそれなりの妥協ラインで収拾するというのが過去の実態だ。
だいたいが思いつきで始まるこの手の内容の場合3日もすれば行き詰まり「まぁ今回はこの辺でやめておこうじゃないの」となるはずなのだ。
中途半端ながらも「やり切れた感」の産物さえ眼前にあれば良いわけで、子供の部屋をチェンジするくらいで終わるだろうと思っていた。

ところがところがなのである。
12月に入ってはじめて取れた休日25日から始まった断捨離も30日を迎えても終わる気配がまるでない。
車庫に積まれてゆく黄色いゴミ袋の山。ゴミ回収日には我が家から排出されたゴミ袋がまるで富士山のような美しいコニーデ型を形成していた。
いくら今年は喪に服すからといって正月の準備もしないってことはないでしょう・・・と心でつぶやくが声にはならない。
まさに地獄の断捨離。

そしてとうとう禁断のマイフライフィッシングルーム(家族の間では「なに?この部屋ゴミ箱?」「くさいし!豚小屋?」「あぁ〜咳出る!入りたくない」と罵られていたのだ)にメスが入ったのだ。




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メスは確かに入ったが、我が家の2名のメスは入室早々に「やだぁ〜この部屋、自分でやってね」と言い残して消えてしまった。
しぶしぶテーブルの上に散在していたフライマテリアルを箱に入れ、3段ボックス3個分のフライ用品を整理、ラインなど古いものは燃やすゴミへ移動。
探しても見つからなかったリールのリバース調整用のアタッチメントが見つかって喜んでも当時買ったリールはない・・・あぁ〜。

オーバーな表現をすれば僕の体が刻まれてゆくような・・・断捨離とは、自分とモノとの関係を問い直し、不要・不敵・不快なモノとの関係を“断ち・捨て・離れ”ということだと言う。
だが思い出を形成する品物に必要性などあるはずもない。
一見すれば無駄なようなものにこそずっしりと重き自分の生き様が詰まっているのだ。
そのような品々を捨て去るというのは人間を捨てるのと同じことだ!と僕の心は叫んでいるが
「早く捨ててよ!」嫁の容赦ない言葉が飛ぶ。

8畳の部屋だったマイフライフィッシングルームは畳2枚ほどのクローゼットへと様変わり。
「やればできるじゃない」嫁と娘の満足そうな顔が無性に腹立たしい。

そんなこんなで31日には我が家の断捨離第一段階も無事に終わった。
年が変わって日常の業務が始まるころに車庫に詰まれたコニーデ型のゴミの山から遭難しないように区分けした袋を運び出す作業が始まる。
そんな断捨離の第二段が終わる頃には釣りの準備も始まるだろう。
新しい畳2枚のフライタイイングルームからどんな新作フライが生まれるのか楽しみではあるが、年末に断捨離されることがない様、肝に銘じて使えるフライを巻こうと思っている。


posted by 阿寒倶楽部 Hige Kawahara at 19:32| Comment(0) | Club Note
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