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2013年08月13日

知床への釣旅2013年8月

阿寒湖の釣りも僕としての一区切りがついて、そろそろ海の釣へのシフト時期。
一応、道東海域サーフの海アメ釣がそのスタートであったのだが、一昨年あたりからの混雑ぶりには嬉しくもあり、また驚きつつ、若干の減退感もありまして。
したがって今年のスタートは知床、と決めていた。

一昨年まではカラフト魚影の過密な8月後半に釣行していた。
3日ほどかけてウトロから羅臼海岸も含めて周辺を回りつつ、メインは知床半島先端部への渡船。

しかし、知床の宿で酔いに任せて釣り仲間から聞かされる「カラフトマスフレッシュランのスピード感は別物」
この言葉にすっかりやられて昨年は8月の初めに釣行した。
結果は3本のキャッチで終わったがパワーの一端を知ることはできた。
釣り仲間は続けて「ただしこの釣りは博打だけどね」を記憶の片隅へ追いやってのことであるが。

今年はいわゆる豊漁年・・・この言葉も何やら怪しくなってきている昨今ではある・・・
当然予約は早い段階から8月2週目の土曜日と決め釣り仲間へもスケジューリングを依頼。

さらに今年は船自体をチャーターして船上からの釣りのほかにもマル秘プランも計画していた。
もちろんこれは当日の天候海況次第ではあるのだが。

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8月10日土曜日、小雨の降る知床半島のカラフトマス釣がスタートした。

今回の参加はHiroshiさん、藪さん、I澤さんと僕の4名。船頭は濱田船長 第28将栄丸 浜田久吉氏
090-2055-3618・・今現在は知床のペキンの番屋の管理もしているので宿泊しての釣りはこちらへ申し込むと良いだろう。

相泊漁港を出てペキンの鼻に着くころには風も相当に強くなって、船長も滝ノ下か崩れ滝かペキンか迷っていたようだったが、僕らの予定通りに崩れ滝に案内をしてもらった。僕らは滝ノ下という選択もあったけれど好きなポイント崩れ滝を選択。

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結果は惨敗・・・カラフトのコンタクトがない、と言うよりも魚影を全く感じない状況であった。滝の流れ込みでは相当に強い風に悩まされて湾へ移動したが、こちらも同じ。船からの釣をトライした唯一のルアーマンHiroshiさんも沖合でもバイトはなかったそうだ。昨日はまずまずの釣果があったと船長が話していたので一晩で群れが移動したということだろう。

僕らはペキンの鼻へ移動した。
ペキンの鼻では浮きルアー釣り師が一人で釣りをしていた。釣果はここまで2本とここも宜しく無いようだ。

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それでも釣を初めてすぐにバイトがあった。
全く心も腕も準備ができていなかったのだろう、合わせを入れるタイミングもなく、それは消えていった。
しかし同行の藪氏のロッドが曲がった時には嬉しかったねぇ〜。何せ今回初のヒットシーンだったから。

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上がってきたのは早期到着組、若干色が濃いオスのカラフトマス。しかし釣果もこの1本のみ。

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僕は正直この時点で今日の釣を諦めた・・・8時前だというのに。
この知床半島の釣りはストイックな感情でするものではないし、決して穏やかではなくとも青い空のもとで適度に座りながら話しながら楽しむのが僕らの好きな知床の釣スタイル。
そして1本のカラフトマスの手ごたえがあれば釣りは成就する。

しかし今、目の前の「僕の距離の海」には自分が狙うカラフトマスがいないのである・・一途にキャスティングに打ち込みやあらゆる技術で望めば結果は違うのかもしれないけれど。

このまま帰港しても良いのだけれど宿だって9時には入れてくれないだろうし風呂掃除もあるだろう・・・
幾分風がしのげるモイレウシへ移動することにした。

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モイレウシには20名弱の釣師が入っていたが僕らの到着した8時過ぎにはすでに朝のカラフトの喧騒は去って
静かに分散して釣をしていた。話を聞けば早朝はそれなりに釣果があったらしいが、現時点ではボツボツといった感じとのことだ。

川の流れ込み付近が空いていたのでそこへ入ったが時折吹きつける強烈な向かい風はペキン同様だった。

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ここでも何回かのバイトがあったのだが、それは相当にすれたカラフトのバイトであったように思う。
フライに触れるようなバイトではフッキングはできない。
それでも今日の竿頭である藪氏は強烈な当たりでブッチ切られたそうだから、それなりにカラフトはいるらしい・・・釣座を移動することもなく僕の今年の知床先端部の釣りは終わりを迎えた。
船頭を促しての帰港はまだ10時前である。

チャーター船を仕立て、3か所も移動して、坊主をくらって履くセリフではないが、
船上、流れてゆく知床半島の険しい景観を彩るブラウンとグリーンのコントラストが水鏡を通し穏やかに僕の心を潤していった。今日のすべての釣が豊かなものであったと僕は確信した。

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前日オホーツクから羅臼へ向かう途中に遠音別川を観察したら水の少ない流れの溜まりにカラフトマスの群れが見えた。

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若干、釣テンションが上がった僕はお気に入りのウトロ側のポイントへ。
フライの釣師が一人いた。
「ウグイばかりだよ」って話していたが、先ほどの川の流れのカラフトの姿が沖合に見える僕(笑)はフライをキャストし続けた。
時折群れらしきものが確認できるのだが、なかなかバイトへは至らない。
夕方5時を回る頃、群れの奥30m付近へ届いた僕のフライをそのカラフトは引っ手繰る様に咥えた。
ラインが一直線に沖へと伸びるのと同時にがっちりフッキングしたのを感じた。
その直後に反転しこちらへ猛スピードで戻ってきた。
そのスピードにラインを巻くのが追いつかない、一瞬ラインがゆるんだけれど再びカラフトが沖へと向かった。
そんやり取りを5分くらいかな数回繰り返しして岸に寄せたのは65cmを超える太いオスだった。

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知床は阿寒湖同様、行く度に僕の心を大きな手で掴んでしまう
posted by 阿寒倶楽部 Hige Kawahara at 09:56| Comment(0) | 海のFF
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